投稿を報告する

原価率と利益率の違いは何ですか?

原価率とは、売価を100%とした場合の原価の割合です。 原価率と利益率の計算は、表裏一体です。 利益率で学んだボックス図をうまく活用しましょう。 原価率(%)=原価÷売価 以下のボックス図では 80% です。 利益率や原価率と似て非なるものに「付加率」があります。

原価率ってなに?

原価率とは、売上高に対して原価がいくらかかっているかの比率のことです。 原価率は以下の計算式で求めることができます。 経済産業省の資料によると、2020年の原価率の実績は、製造業が80.8%、卸売業が87.6%、小売業が71.2%となっています。 しかし、産業や企業規模によって利益率の実態は大きく異なり、目指すべき原価率も異なってくるため、一概にこれらの数字を目指せば良いというものではありません。 たとえば、飲食店では、4〜50%程度が適正な原価率とされていることが多いです。

売上原価とは何ですか?

売上原価とは商品の仕入れや製造をするときにかかる費用のことを指します。 つまり、商品販売をする際に最低限必要なコストということになります。 実際にいくつかの事例を見てもらった方がわかりやすいでしょう。 一番わかりやすく単純な業種は小売業や卸業です。 たとえば、あるショップが1足30,000円の靴を仕入れて50,000円で販売したとします。 1年間で100足仕入れ、100足販売した場合の売上は500万円です。 その際の粗利は200万円、売上原価は300万円になります。 粗利=500万円-30,000円×100足=200万円 では次。 もし1年間で100足仕入れ、90足が売れた場合はどう考えれば良いでしょうか。 このように粗利が150万円、売上原価を300万円と考えるのは間違いです。

関連記事

世界をリードする暗号資産取引プラットフォーム

ウェルカムギフトを受け取る